医療レーザー脱毛機器は、「ダイオードレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー（YAG）」の3種類に分類されます。アレキサンドライトレーザーは波長が短くメラニン吸収率が高いという特徴があります。毛根のメラニン色素に反応するため、色黒肌や色素沈着を起こした肌に対しては照射できないという欠点があります。
肌のメラニンにレーザーが反応してしまい、やけどを引き起こしてしまう恐れがあるためです。ヤグレーザーは波長が1064nmと長く、黒人の脱毛にも使用されるレーザーです。
メラニンに対する反応が弱いため、色の薄い産毛の脱毛にも効果が高いとされていますが、アレキサンドライトレーザーと比べると毛根を破壊する力は弱く、脱毛効果が低いという欠点があります。
一方、ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーのちょうどあいだくらいの長さの波長を持っています。
当院で採用している蓄熱式医療脱毛機はこのダイオードレーザーにあたり、2種類の波長(808nm/ 940nm)を同時照射することでさらに高い効果が得られるよう設計されています。

蓄熱式医療脱毛機は、ムダ毛の発毛を促す発毛因子を送り出すバルジ領域にアプローチする事で、ムダ毛の毛根自体から発毛を阻止します。
従来の脱毛では、脱毛する前よりも毛が太くなったり濃くなったりする『増毛化』という現象が起こることがありました。当院で採用している蓄熱式医療脱毛機はメカニズムが異なるため、このような現象が起こりにくくなっています。
またショット式レーザーでは照射後当日に抜け落ちる『ポップアップ現象』が起こりますが、当院で採用している医療脱毛機は蓄熱式にあたり照射から2～3週間後にゆっくりと抜け落ちます。
抜け落ち方は違いますが、効果はしっかりと実感していただけるのでご安心下さい。

従来の毛母細胞のメラニン色素に反応する仕組みとは異なり、バルジ領域の発毛因子に作用する仕組みなので、どんな髪質でも脱毛が可能です。
毛根にメラニン色素がない白髪や色素が薄い毛、産毛や太くて従来の医療レーザー脱毛では対応できなかったムダ毛も当院で採用している蓄熱式医療脱毛機では対応可能です。

当院で採用している医療脱毛機は蓄熱式なのでメラニン色素の多い色黒肌の方でも問題なく、脱毛が行えます。
また、レーザー光が出る長さ(パルス幅)を細かく調節できるため、患者様1人1人肌質や髪質に合わせた施術を行うことができます。
敏感肌で刺激が不安な方も安心して脱毛を行うことが可能です。